あなたは人と話すのが得意ですか?
実は話し方が上手い人というのは特別なことはほとんどやっていません
誰でも身に付けられるほんのちょっとの違いを手にしているだけです
今回の話を聞けば日常的な場での会話が怖くなくなり、人間関係をより円滑にすることができるでしょう
話し方において一番大切なことは聞くこと
利き方に気を使うほうが話し方が小手先のテクニックより何倍も大切です
なぜなら人には誰しも自分の気持ちをわかってほしい、 自分の話を聞いてほしいという欲求があるからです
そしてその欲求を満たす上で大切なのが聞き方です
肝心の聞き方ですが人の話を聞くときは笑顔で身振り手振りや言葉に感情を乗せてリアクションをしながら聞くと良いです
あなたの話に興味がありますよというのを身体全体で表します
そうすればこの人は自分の話をしっかりと聞いてくれると好印象を持ってもらえるでしょう
拡張話法
ここでコミュニケーションが上手な人が使っている拡張話法というテクニックを紹介します
これは自分の話を展開するためのテクニックじゃありません
どちらかと言うと相手の話を広げるためのテクニックです
まず拡張話法は
感嘆⇨ 反復⇨共感⇨称賛⇨質問
という順番で話を広げていきます
感嘆
まずは感嘆
これは相手の話を聞いた時に感情を込めながら感銘の表現を表すということです
具体的には
すごい!素敵!さすがだね!などです
反復
次に反復
ここでは相手の話を繰り返します
例えば
先日山登りに行きましてと言われたら
へえ山登り
と感情豊かに返してあげれば相手も次の話をしやすいです
繰り返すだけでなく一言付け足してあげるのも効果的です
例えば趣味が筋トレなんですと言われたら
筋トレですかいいですねと返返してあげます
そうするとこういう的な相槌になって相手も返しやすくなるというわけです
共感
次は共感
分かります、大変でしたね、よかったね、などの相手の気持ちに寄り添う表現です
相手の話に共感を示してあげましょう
称賛
続いて称賛
これは感嘆と同じです
言葉にしっかりと感情をのせましょう
質問
最後に質問
相手の話について質問をすることで話を大きく展開させることができます
難しい質問をする必要はありません
たとえば友人が週末にキャンプに行ったという話をしたとします
その展開に合わせて「天気はどうだったの?」や「それどうだったの」などの
簡単な質問をいいタイミングで挟んでいくだけです
そうするだけで相手の話はどんどん加速していって上手く盛り上げていくことができます
この五つのテクニックはどれも簡単なことですが
これらをうまく使うことで相手が自分の話をどんどん広げてくれるし気分良く話してくれるようになります
うまく話す必要はない
実は大切なのはうまくしゃべることではありませんそれより大切なのは話して自身の思いやスタンスです
伝えたいことがしっかりしていればたとえ伝える方がたどたどしくても相手には伝わります
大切なのは気持ちよく見てしっかり話すことです
うまく話さなきゃという思いは捨てましょう
言葉の意味ではなくその奥にある感情にフォーカスする
先ほどの説明で大切なのは気持ちだということがわかったと思います
もう一つ大事なことがあります
それは言葉の意味ではなくその奥にある感情にフォーカスするということです
人間には言葉通りに受け取ってはいけない言葉というものがあります
例えばあなたの親友がとても落ち込んでいるとします
心配になって話しかけるとつらそうな顔をしながら「ほっといてくれ」と言います
そこで「へー、ほっといて欲しいんだ」
と相手を放っておく
これは相手の言葉の意味だけをすくった状態です
相手の言葉だけでなくその奥にある相手の感情にまで気を配っていたら
「放っておく」という選択にはならないでしょう
言葉だけの意味で理解して、相手がこう言ったからという部分だけでコミュニケーションをとっているといつか人間関係に思わぬズレが生じます
人間は時として自分では思ってもいないことを口に出してしまうこともあります
だからこそ大切なのは言葉だけでなくその奥にある感情をしっかりと汲み取ることです
何でも褒めればいいというわけではない
人と会話をするとき、たまに重大な勘違いをしている人がいます
そんな人に知って欲しいのが
「何でも褒めればいいというわけだはない」
ということです
人間は褒められたら全部嬉しいというわけではないです
人にはここを褒められると嬉しいというポイントがあります
ここを的確に褒めることで相手は喜んでくれます
そしてこのポイントは相手の話を聞いていることで見えてくるでしょう
例えば友人からファッションが好きだという話を聞いたとしましょう
見たところ相手はいつも身なりに気を使っていてこだわりが感じられます
そうすれば相手がはめてほしい部分は自ずとわかってくるでしょう
ここまで分かりやすい部分でなくとも相手のこだわりポイントは話をしっかり聞いて観察していれば気づくことができます
苦手な人と話す必要はない
話したくないと思っている相手と別に話し必要はありませんでは苦手な人と話す必要はないということについて解説します
まず沈黙=ダメなことという漢字はよ捨てましょうその思い込みが苦手な人とも話さなきゃという感情を生んでいます
仲いい人と一緒にいる時は沈黙が訪れても気まずいとは思わないでしょうでもちょっと苦手な人と同じ部屋に入る時は話さないと気まずい感じがしますこれは沈黙=ダメという常識があなたの根底にあるからです
しかしどうしても避けられない状況はありますよね
ぜひ試してみて欲しいことがありますそれは笑い話に変えることと反応しないことです
状況を笑いに変える
まずはその状況を笑い話に変えてしまうことですそれには嫌いな相手にあだ名をつけてしまうという方法が有効です
苦手な相手にあだ名をつけてそれを仲の良い人だけでわかるような隠語みたいな感じで使います
反応しない
他には反応しない練習をすることも有効です
これは高圧的に推してくる相手には特に有効ですそういう人をうまくかわすためにはその人の言葉を真に受けないことが大切です
そういう相手にはいかに話さないかを考えながら接するといいです
あまり反応しないことが最大の防御になります
相手には決して反応しない
そうすれば相手もだんだんと面白くなくなってきて最終的には諦めるでしょう
もちろんそれでも無理な場合もありますが逃げる前に一度試してみるのもいいかもしれません
コミュニケーションが上手な人が使っている言葉
それは感謝の言葉を使うことです
コミュニケーションが上手な人は感謝の言葉をよく使っています
何か大きなことじゃなくても日常の些細なことでも感謝の気持ちを持ってほしいです
例えばコンビニの店員さんにお会計をしてもらった時の感謝の気持ち
バスから降りる時の運転手さんへの感謝の気持ち
こういう些細な部分では感謝を忘れてしまっていないですか?
これは感謝された側だけでなく自分自身にも大きなメリットがあります
自分の言葉を一番聴いているのは自分自身です
そしてその自分の言葉は心の奥底に段々と溜まっていきます
だから「いい言葉を口にする、口癖にする」
ということは自分の精神にも、ものすごくプラスの効果があります
逆に自分が感謝の言葉や褒め言葉を受け取った時も素直に受け取りましょう
日本人は謙遜してしまうことが多いですが、ここでもしっかりと
「ありがとう」と言って相手の気持ちを受け取りましょう
まとめ
・話し方は聞き方が9割
・拡張話法をうまく活用して相手の話を広げる
・うまく話す必要はんない
・言葉の意味ではなくその奥にある感情にフォーカスする
・何でも褒めればいいわけではない
・苦手な人と話す必要はない
・苦手な相手には「笑い話に変える」「反応しない」で対応する
・コミュニケーションが上手な人たちが使っている口癖は「感謝」