運動と脳は実はとても関係しているんです。
今回はそのことについて話たいと思います。
勉強は座ってやるな
え? 勉強は座ってやるもんでしょ?
実は
勉強は机に張り張り付いてやらない
ってゆうのが最近の常識になりつつあります。
脳を鍛えるには運動しかないと言われています。
BDNFとは?
運動は体にも精神にも脳にもいいです
実際に運動しなければ脳は萎縮してしまいます
運動をするとBDNFという物質が分泌されます
BDNFは脳由来神経栄養因子と呼ばれるタンパク質の一種で、
神経細胞の発生や成長、維持や再生を促してくれます。脳内で記憶を司る「海馬」に多く含まれています。
そこで神経細胞の動きを活発化させることが期待されています。
そのことから、“脳の栄養”と呼ばれることもあります。
例えるなら脳が植物BDNFは肥料と言う感じです
メンタル回復にも効果的
運動は鬱やパニック障害などのメンタル疾患になりにくくなり
ストレスも解消されて最高の脳の状態になります
実際にシカゴにあるネーパーヴィルという学校で1時限目の前に0時限目の授業として体操やランニング、ダンスなどの有酸素運動を始めました
すると0時限目の授業を受けた生徒は成績が17%もアップしました
さらに肥満率や血圧心拍数も改善しました
その後学力テストを行ったところ
ネーバーヴィルの学生は理科で世界1位 数学で世界6位になりました
これはネーパーヴィルの奇跡と言われている有名な話です
実際に運動するとセロトニンが分泌されることで不安が薄れて精神が安定していくことがわかっています
誰かと一緒にいるだけでもセロトニンが出て気分が落ち着くからサッカーなどの団体でやるスポーツは精神的にとても良いということが言われています
ストレス、パニック障害、鬱、ADHD、依存症、社会不安障害などにも効果的であるといわれています
うつ病などで精神が病んでいる人は運動不足であることが多いです
運動せずにベッドに寝転んでスマホをいじっているだけだと精神はどんどん病んでいきます
鬱病の人は体を動かす気力もなくなると言われていますが、逆説的に言うと体を動かさないからうつ病でになってしまうのです
実際にうつ病の人に運動させた実験では薬よりも運動の方が精神を安定させる効果が高いことがわかっています
うつ病の人が本当にやるべきことは薬を飲むことではなく運動することです
嫌でも運動しないと精神も脳も回復してくれないのです
脳を劣化させるものは3つ
それはズバリ
運動不足 加齢 ストレス
です
運動不足になるとBDNFがあまり分泌されなくなり脳が劣化していきます
40歳を超えていくとどんどんBDNFが減少していくので
運動しておかないとボケます
脳トレとか言ってゲームしたり本を読んだりしている場合ではないです
本当に脳トレしたかったら運動しないとダメです
仕事を引退した途端にボケてしまう人がいますが
あれは仕事をしなくなった事による運動不足と
加齢によりBDNFが急激に減ったことで脳が劣化してしまったためです
歳を取ったら毎日運動をしないと脳も体も維持し続けることができないです
ちなみに週2回の運動をすると認知症の確率が50%も下がることが明らかになっています
ストレス
実はストレスによって脳内ではコルチゾールという物質が出ますが
これはBDNFと言う脳の肥料になる物質を減らす効果があります
うつ病の初期症状として物忘れやうっかりミスが増えるのはストレスによって急激にBDNFが減っているからです
運動は脳にもいいしストレスも解消されるし認知症にも効果的です!
では具体的にどのような運動をすればいいか?
結論から言うと
・ランニング
・ウォーキング
・エアロバイク
・水泳
・ダンス
以上のような有酸素運動がおすすめです
筋トレでもいいんですが1番効果的なのは有酸素運動です
なぜなら
私たちの先祖は昔からずっと歩いたり走ったりして狩りをしてきました
その時の行動様式が私たちの体にはしっかりと組み込まれています
歩くだけでなくたまにダッシュをするといいです
まるで獲物を追うように!!
まずは早歩きでウォーキングをすることから始めて
そして帰り道の残り100mだけダッシュする
いきなりキツイランニングをしようとすると必ず挫折するので
まずは軽く始めてみるることをおすすめします
そのうち運動するのが気持ちよくなってきて
もっと運動しようという気分にさせられます
まとめ
まとめると
早歩きのウォーキングを
週に4回以上、30~60分行い、帰り道の100mだけ走る
健康を手に入れるためにはたくさんのお金は必要ないです
ただ運動をすればいい
ではまた!